我が家の楽園

我が家の楽園

YOU CAN'T TAKE IT WITH YOU

 

邦題 「我が家の楽園」 (1938)

【クレジット】

監督 フランク・キャプラ
出演 ジェームズ・スチュワート
   ライオネル・バリモア
   エドワード・アーノルド

【解説】

タイトルの「我が家の楽園」オリジナルは「You Can't Take It With You」その意味は「あの世には何も持っていけない」ですね。

そういった意味で、タイトルは意訳されています。「本当の幸せってなんだろう」「人は誰でも死んでしまえばお終い、あの世にはお金は持っていけない。」ということをテーマにした内容の映画ですね。

星の王子様の作者サン=テグジュペリもその著書「人間の土地」の中で“真の贅沢というものは、ただ一つしかない、それは人間関係という贅沢だ。”ということを言ってますが、この映画にはそれを映像化した素晴らしいシーンがあります。


(圧巻のシーンです)

このサイト「クラシック映画の楽園」はこの映画のタイトルをもじって名付けました。「素晴らしき哉、人生!」と同じく人間賛歌を得意とするフランク・キャプラ監督の作品ということも決め手でした。

クラシック映画は素晴らしい!というクラシック映画賛歌の意味合いも兼ねています。ちなみに「素晴らしき哉、人生!」をもじった「素晴らしき哉、クラシック映画!」というタイトルのサイトもあります。(とても素晴らしいサイトです。)

この映画は素晴らしい映画ですが「素晴らしき哉、人生!」でフランク・キャプラ&ジェームス・スチュアートのコンビが愉しめることとドタバタコメディーぶりのストーリーもあっていずれ時代が過ぎ去るにつれて人々の記憶から薄れていく様な感じもします。(ただし、キャプラ作品ということで映画史には確実に残ると思いますし、キャプラ関連でチェックする方も多いと思います。)

(2015/06/05)

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