はじめにのエントリーで書きましたけど自分の好きな映画を選びました。模範解答でしたら「教科書的ベスト100」か「クラシック映画ベスト100」をご参考に!
【個人的究極ベスト10】
- ゴッドファーザー 1&2
- 雨に唄えば
- 七人の侍
- 素晴らしき哉、人生!
- アラバマ物語
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
- ウエスト・サイド物語
- アラビアのロレンス
- アパートの鍵貸します
- ヒッチコック監督作品群
【解説】 ネタバレありです。観てない方は読まない方が!
バック・トゥ・ザ・フューチャー入れました。好きだから!これでもだいぶ、よくあるベスト100とかの上位10本に近いです。市民ケーンとか入ったりしますけどね。
*ゴッドファーザー 1&2
(圧倒的に映画としての質が極めて高い。一大叙事詩を見ているような錯覚に陥る。マイケルの暗殺のシーンの緊張感は圧巻。銀座でリバイバルを映画館まで見に行った価値はあった。1と2で6時間の長編なので2時間ごとで3部にしてもよかった。)
*雨に唄えば
(ケーキからキャシーが出てくるシーンは、エンターテイメントとは何かを教えてくれる。sing in the rainの歌とシーンが有名だが序盤のオコーナーの一人タップやgood morning のシーンの方が私は好き。というか、映画史の名シーンと言われるレベルの場面が複数ある。)
*七人の侍
(上映時間208分 つまり3時間38分。でも2時間映画を4時間弱に伸ばしたのではなく、8時間ぐらいの映画をギュ~~~~と凝縮して3時間半にしました。というぐらい密度の濃い作品。この作品がなぜ日本映画の初期に登場したのかわからない。すべてにおいてスケールが違う作品。世界映画史でも余裕でベスト10に入る作品)
*素晴らしき哉、人生!
(人間賛歌。苦しいときはこの映画を思い出せば辛い人生も生きていける。キャプラは人間をよくわかってる。)
*アラバマ物語
(序盤は白黒だし、タイトルもダサいし微妙だな~とか思ってみると後半にグググっと惹きこまれる。グレゴリー・ペックって凄い俳優だったんだと実感。自分も起立したくなる。)
*バック・トゥ・ザ・フューチャー
(ベスト10の中では異色の作品ですが、個人的趣味で選出。とにかく子供心のハラハラ・ドキドキを思い出させてくれる作品。小ネタも効いていてすべてが素晴らしい)
*ウエスト・サイド物語
(ロミオとジュリエットのパクリだが、監督はそれを意識したのとこと。移民による民族の対立は現代にも通じる普遍的テーマでグッド。体育館での「マンボ!」のダンスは鳥肌が立つ。体操をオリンピックの演技で見慣れている現代の私が見ても驚くのだから昔の人はもっとショッキングだっただろう。)
*アラビアのロレンス
(映像美。今ほど世界遺産とか綺麗な風景の映像などなかった時代、あの砂漠での地平線など雄大な映像は芸術作品として成り立つだろう。ストーリーや脚本も秀逸だが、中盤のワンカットで撮影した敵陣への突入シーンは映画も含めた全ての映像史に残る遺産。)
*アパートの鍵貸します
(恋愛映画。見た人全ての心を良い気持ちにさせる作品)
*ヒッチコック監督作品群
この方は大ホームランはないけど、必ずホームランを打つ方です。将来的にベスト100の中に一番多くの作品を残すのではないでしょうか。
作品群の中の作品「鳥」「めまい」「サイコ」「北北西に進路をとれ」「裏窓」「レベッカ」
ヒッチコックを入れたいけど特定のどれかを選べないから「ヒッチコック作品群」の代わりに「鳥」や「めまい」を押してる方も多いと思います。