ウエスト・サイド物語

WEST SIDE STORY

邦題　「ウエスト・サイド物語」　(1961)

【クレジット】

原作　ジェローム・ロビンズ
監督　ロバート・ワイズ
出演　ナタリー・ウッド
ジョージ・チャキリス

「1961年度アカデミー賞・全11部門受賞 」

【作品の背景】

アカデミー賞・全11部門受賞を受賞したミュージカル映画の金字塔。

シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を現代版にリメイク。

名曲『トゥナイト』や『アメリカ』など、見るものを魅了するダンスと音楽は圧巻の一言。

アカデミー賞を総ナメにしたミュージカル映画の最高峰作品である。

【解説】

ロミオとジュリエットのパクリと指摘される事もあるが、あえてパクリとわかるように作ったのは制作側の意図である。

リメイクといっても移民問題を含めて単にリメイクを超えた作品となっており時代を超えた普遍性を持っている。

代表曲の一つである『アメリカ』の歌詞から古き良きアメリカを風刺されながら、そんな批判を簡単に受け流す姿に、その当時のアメリカの溢れ出る自信を垣間見る気がした。

「アメリカン・グラフィティ」と共に古き良きアメリカを表現した時代を代表する作品といえる。

巴里のアメリカ人、サウンドオブミュージックと数あるアカデミー賞受賞のミュージカル映画を押さえて最高峰と言われるのも、なるほどと納得させられる作品です。

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