サウンド・オブ・ミュージック

THE SOUND OF MUSIC

邦題 　「サウンド・オブ・ミュージック」 (1964)

【クレジット】

監督　ロバート・ワイズ
脚本　アーネスト・レーマン
出演　ジュリー・アンドリュース

「名曲：ドレミの歌・エーデルワイスの誕生」

【作品の背景】

広大なアルプスの風景とザルツブルグの街並みの美しさを背景として奏でられる素晴らしきミュージック。

「エーデルワイス」や「ドレミの歌」など、数々の名曲を世に送り出したアカデミー賞受賞の傑作ミュージカル映画。

新任の家庭教師としてトラップ一家を訪れたマリアはそこで子ども達の教育方針を巡り父親のトラップ大佐と衝突することになるが・・・・

【解説】

日経新聞の日曜版で『親子是非みたい映画ランキング』で第２位を獲得したことがある映画だと説明すればどのような内容かは想像がつくと思う。

ミュージカル映画の中でも歴代ベスト３に選ばれる傑作映画である。「エーデルワイス」「ドレミの歌」「my favorite things」「you are 16 going on 17」などこの映画から誕生した名曲は枚挙にいとまがない。

「you are 16 going on 17」は個人的に全ての映画の中で最高のミュージカルパートであると思う。甘酸っぱい一組の男女の青春を歌に合わせて見事に演出したのはミュージカル映画ならではだと思う。

親子で観たい映画と言われているが、歴史的にナチスには併合されるオーストリアを描いており、そういった戦争時代の雰囲気も痛々しいほど伝わってくる。そういった意味では物語の背景は深くそれらが作品に一層の奥行きを与えている。

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