CASABLANCA
邦題 『カサブランカ』 (1942)
【クレジット】
監督 マイケル・カーティス
出演 ハンフリー・ボガート
イングリッド・バーグマン
『君の瞳に乾杯!』
【解説】
第二次大戦下の仏領モロッコのカサブランカが舞台となっている。ハンフリー・ボガード演じるリックの経営するナイトクラブに、バーグマン演じるヒロインのイルマが訪れた事により繰り広げられるラブロマンス作品である。
『君の瞳に乾杯』といわれる名ゼリフや主題歌「時の過ぎ行くままに」など、数々の名セリフや名シーンを生み出した映画史に燦然と輝く名作と言われている。
はっきり言ってハンフリー・ボガードはカッコいい。「超」がつくほどの格好よさだ。男が憧れる本物の漢である。トレンチコートを纏いキザなセリフを連発するのであるが、憎いばかりにクールで渋いのである。しかもそれが嫌味でない。ヒロインのバーグマンも美しいがボガードの格好よさに比べたら・・・・と思う。
ストーリーも驚くほどよく出来ている。ただ、今日においては歴史背景がヴィシー政権下の仏領植民地という当時の人でなければ、ちょっと難しい作品(しかも東洋人相手ではなお更)になるかもしれない。
こういった映画を参考にして今日のラブロマンスが作られているのならば、ラブロマンスの「定番」というイメージの元になった作品だと思う。
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