巴里のアメリカ人

AN AMERICAN IN PARIS　

邦題　『巴里のアメリカ人』　(1951)

【クレジット】

監督　ヴィンセント・ミネリ
出演　ジーン・ケリー
レスリー・キャロン

「６部門のアカデミー賞に輝くミュージカルの最高傑作！」

【解説】

MGMで数々のミュージカル映画の名作を作りだした
巨匠ヴィンセント・ミネリ監督の作品。

51年度のアカデミー作品賞、脚本賞、
衣装デザイン賞、音楽賞などに輝いた不朽の名作。

ガーシュインの曲をモチーフに使い、ラストにジーン・ケリーとレスリー・キャロンがルノワールやロートレックの絵の世界に入り込み、踊るダンスシーンの豪華と完璧さは圧巻の一言。（パクリ）

【ネタバレ感想】

ミュージカル映画は数多くあるがこの作品はその中でも例外的な作品であると思う。タイトルにもあるようにこの作品の舞台は巴里なのである。

ダンスを一つとってもタップとバレエといったハイソなものであるし、何より背景や音楽が芸術の街・パリといった感じで美術館を思わせるようなものであった。

ルノワールやロートレックの絵をキャンパスとしてダンスを踊ること自体が絵画のようでもあり、バレエの公演のようでもあり１にも２にも、「巴里」ということを認識させられた。

５１年度のアカデミー賞を軒並み受賞したのだが、逆によくそこまで評価されえたという感じの方が強い気がする。

そういった芸術作品ではないかと私は個人的に思いました・・・・・

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