ブリキの太鼓

ブリキの太鼓

Die Blechtrommel

ブリキの太鼓 ディレクターズカット ブルーレイ [Blu-ray]

邦題 『ブリキの太鼓』  (1979)

「カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞」

【解説】

トラウマ。

この映画を一言で表現するならばそう言える。数ある映画の中で悪い意味で衝撃を受けると言ったらこの映画を超える作品はあるのだろうか?

もちろんカンヌのパルムドールとアカデミーの外国語映画部門を受賞しており作品としての評価は確立されている。

ポーランドの受難の時代の混沌を、狂気に満ち鮮やかに描き出した手法もすごい。3歳で時間が止まってしまい、そして物語の最後に再び動き出す。その間に、人間の醜い部分である戦争やエゴなどを体験しこれから彼がどんな成長をしていくのかが非常に気になる。

私はクラシック映画を初めて見たのが「アパートの鍵貸します」であった。非常に素敵な映画でクラシック映画というものに対して好意的なイメージを持つきっかけであった。

しかし、クラシックの名作入門として初めにこの作品を見てしまい、次に「時計仕掛けのオレンジ」をみてしまった人がいたならば一体どんな反応をするのか?

そして、この子役を演じた子供はちゃんとしっかりとした大人になれたのか(女性の股に顔をうずめる演技をしたり・・・・)そう思わざるを得ない程の衝撃を与える作品である。

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-ブリキの太鼓

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