MY FAIR LADY
邦題 「マイ・フェア・レディ」 (1964)
「アカデミー賞8部門受賞・ミュージカル映画の傑作」
【クレジット】
監督 ショージ・キューカー
出演 オードリー・ヘップバーン
レックス・ハリソン
【解説】
オートリー・ヘップバーン主演によるアカデミー作品賞受賞作。
「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド・ストーリー」と並び評される傑作ミュージカル映画。特にこの作品は「映像美」が秀逸。小汚い下町出身の花売りが汚い訛りを特訓し、洗練された社交界にデビューするシンデレラストーリー。 競馬場での華麗な舞台シーンは圧巻。
ストーリー自体は簡単に言えば、シンデレラストーリーでよくある話だが、ミュージカルにするために見た目や作法でなく「訛り」を綺麗な言葉にするために特訓してなおすのは面白い発想。多くに人が指摘するのだがオードリー演じるイライザがヒギンズ教授と最終的に結ばれて本当に幸せになれるのかという疑問が残る。
この作品は一つだけ問題点がある。それは歌のシーンが差し替えがされている点だ。それが作品の評価に暗い影を差している。オードリーが歌っているオリジナル版があるが、それを見る限りオードリーでも問題なさそうな感じがあるだけに尚更もったいない感じがする。
しかしそれ以上にミュージカルと同じく無名のジュリー・アンドリュースが演じていれば、メリーポピンズ・サウンドオブミュージックと同じく不朽の名作になった可能性もありそれだけが悔やまれる・・・。
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