SOUS LE SOLEIL DE SATAN
邦題 『悪魔の陽の下に』 (1987)
【解説】
パルムドールを受賞した作品だということで鑑賞してみた。感想を一言でいえば「わけがわからない映画」であった。パルムドールを受賞した際にモーリス・ピアラ監督が客席からブーイングを受けたという話もうなずける。まあでも「ブリキの太鼓」やフェリーニの「8 1/2」ほどの衝撃はなかったが・・・・
作品の前提としてキリスト教文化の理解が必要であるが、そういった背景知識を知らないので、ただでさえ理解が難しい作品であるが日本人にはより一層理解が困難になっている。(例えば自殺者を祭壇に捧げたのがどれほどいけない事なのか等)
この作品を素晴らしいとしてパルムドールに票を入れたのであれば審査員はその理由を明確にすべきであると思う。なんとなく「それっぽいから」という理由でいれたんじゃないのかと思う。裸の王様よろしく誰も「これ意味わからなくない?」とか言えなかったのであれば面白いが。
ちなみにアマゾンのレビューで作品背景を詳しく解説したレビューをコピーして投稿してくださった方がいらしたのでこちらを参考にしてみてください。
(2015/03/01)
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